「ファクタリング」を検索すると、ファクタリング会社の広告やサイトがたくさん出てきます。
ファクタリング会社のサイトには、自社の良い部分しか記載しておらず、どれが本当のないようなのか判断するのが難しいかもしれません。
ファクタリングを利用しようとする場合、どの観点でファクタリング会社を選べばよいのでしょうか。
このサイトではファクタリング会社を選ぶときのポイントや選ぶ基準などを、徹底解説します。
コンテンツ
ファクタリング会社の特徴は?
ファクタリング会社は、取り扱っているファクタリング方式(2社間や3社間など)、債権の種類や金額、事業規模、スピード等が異なります。
まずはファクタリング会社ごとの特徴を把握して、自社のビジネス状況、利用する金額がマッチするのかを確認するのがよいでしょう。
特徴を理解した上でうまく利用することで、迅速かつ手数料を安く資金調達が可能となります。
ファクタリング会社の特徴の例としては、下記のようなものがあります。
- 個人事業主やフリーランス向けの少額がメイン
- 手数料は少し高いが即日対応してくれる
- 建設業界の売掛債権を専門に取り扱っている
自社が建設業を営んでいる場合は、建設業界専門のファクタリング会社がマッチするかと思います。
ファクタリングでは必ず相見積もりを取りましょう
ファクタリングは、迅速に資金調達ができ、借入とは違い負債にならないというメリットがありますが、手数料が高いというデメリットもあります。
手数料はなるべく安いほうがいいので、必ず相見積もりを取るようにしましょう。ファクタリングの手数料は、売掛先の信用力、売掛金の金額、支払期日等をもとに決まります。
また、ファクタリング会社の専門分野等によっても手数料は変わりますので、必ず数社から見積りを取りましょう。スピードや内容に大きな違いがなければ、最後は手数料で判断するのがよいでしょう。
ファクタリング会社を選ぶときのポイントは?
ファクタリング会社は下記の観点で選ぶのがよいでしょう。
- 2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
- スピードか手数料かどちらが重要か
- 売掛債権の金額は高額か少額か
- オンライン完結がよいか対面がよいか
2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
ファクタリングは2社間と3社間があります。これらの違いについては下記の記事で詳細に解説していますので、ご覧いただければと思います。
簡単に説明すると、2社間ファクタリングは取引先に知られずスピードが速いのがメリットです。3社間ファクタリングが手数料が安くなる可能性が高いというメリットがあります。ただ、実際には9割以上の方が2社間ファクタリングを選択しています。やはり、「取引先に知られない」というメリットが大きいものと思われます。
スピードか手数料かどちらが重要か
ファクタリング会社によって、スピードを重視して取引する、手数料を重視して取引する、の2つのパターンがあります。
スピード重視の場合は最短で即日決済も可能ですが、手数料が安くならない可能性もあります。どちらが自分にとって大事なのかを前もって決めておくとよいでしょう。
無料相談や見積依頼のときには、スピードや手数料についても確認しておくようにしましょう。
売掛債権の金額は高額か少額か
ファクタリング会社にはそれぞれ得意な業界や分野があり、例えば建設や運送業界に特化したファクタリング会社もあります。
さらに、売掛債権の金額も重要で、一般的に100万円以下を少額債権と呼びます。少額債権に特化したファクタリング会社であれば、手数料が安く、迅速に利用することができます。100万円以上の債権であれば、ファクタリング会社の規模や信用力を重視するとよいでしょう。
オンライン完結がよいか対面がよいか
ちょうどコロナ禍前ごろからオンラインファクタリングと呼ばれるサービスが拡大しています。
メリットはなんと言っても、ネットで完結するため、すぐに資金が必要な場合でも申込・審査から現金化までがとても速く、最短即日で資金調達が可能です。対面での面談も必要ありません。パソコンやスマホがあればすぐに申し込むことができます。
ファクタリング手数料も削減できますし、対面の面談のための移動費用、書類郵送費用、印紙代など、コストメリットが非常に大きいのも特徴です。
現金化のスピード、コスト削減を考えているのであれば、一度オンラインファクタリングの利用を検討してみるのもよいでしょう。
一方で、対面取引の場合は気になる点を詳細に聞けることや、安心感がある等がメリットです。ただ、オンラインファクタリングでも、Zoomなどのビデオ会議システムで顔を合わせて相談できるので、対面にこだわる必要は無いかもしれません。